九九の範囲わり算の問題です。九九がしっかり出来ていれば、それほど難しくない単元です。
文章題ではわり算の意味を考えて、式を作るようにしてください。
学習のポイント
1. 基本的な考え方
わり算は、ある数を等しく分ける計算です。九九の範囲のわり算は、九九を覚えていれば簡単に答えを出すことができます。
例:12 ÷ 3 = 4
- これは「12を3つに等しく分けると、それぞれいくつになるか」を表しています。
- 九九で「3 × 4 = 12」を知っていれば、答えが4だとわかります。
2. 重要なポイント
- 0をどんな数でわっても、答えは0になります。 例:0 ÷ 5 = 0
- 1でわると、答えはその数自身になります。 例:7 ÷ 1 = 7
- 自分自身でわると、答えは1になります。 例:9 ÷ 9 = 1
3. 文章題の解き方
文章題では、わり算の意味を考えて式を立てることが大切です。
手順:
- 問題文をよく読む
- わり算の意味(等分)を考える
- 式を立てる
- 計算する
- 答えを確認する
例題
24個のあめを、3人で同じ数ずつ分けます。1人分は何個になりますか。
- 問題文から重要な情報を見つける:
- あめの総数:24個
- 分ける人数:3人
- 求めるもの:1人分のあめの数
- わり算の意味を考える:
- 24個を3人で等しく分ける → わり算を使う
- 式を立てる: 24 ÷ 3 = □
- 計算する: 24 ÷ 3 = 8 (九九の3の段を思い出す)
- 答えを確認する: 1人8個ずつ分けると、8 × 3 = 24 となり、合っていることがわかります。
答え:1人分は8個になります。
保護者の方へ:小3 九九の範囲のわり算 学習のポイント
- わり算は九九の逆演算です。九九の復習も並行して行うと効果的です。
- 具体物(おはじき、ブロックなど)を使って「分ける」操作を体験させると理解が深まります。
- 日常生活での応用(おやつの分配、買い物の単価計算など)を意識させましょう。
- 文章題は、図や絵を描いて視覚化すると理解しやすくなります。
- 短時間でも毎日継続的に練習することが大切です。
子どものペースに合わせ、褒めながら楽しく学習を進めましょう。
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わり算の基本的な考え方
わり算 計算れんしゅう
基本計算です。