低学年のうちは、成績を伸ばすことよりも、毎日机に向かう習慣づくりと、国語・算数の土台固めが大切な時期です。一人で最後まで取り組めるかどうかも、高学年以上に気になるところではないでしょうか。
そこで今回は、学校の勉強と家庭学習の習慣を身につける教材、タブレットやオンラインで一人でも進めやすい教材、算数や思考力を伸ばす教材という3つの切り口から、通信教育・オンライン教材を紹介していきます。
学校の勉強と家庭学習の習慣を身につける
国語・算数を中心に、学校の授業に沿って毎日少しずつ取り組みたいなら、小学ポピー・進研ゼミ小学講座・Z会小学生コースの3つがぴったりです。
紙教材で毎日のドリル習慣がつく小学ポピー
小学ポピーは、学校で使っている教科書に合わせて学べる通信教育です。
1日5分程度で取り組める「ひめくりドリル」があり、低学年向けには特に「学習習慣をつけること」を前面に出した作りになっています。1年生では国語・算数に加えて、読み物や思考力を養う教材までセットになっているのも心強いところです。
2026年度の年間一括払いは、1年生2,980円、2年生3,300円、3年生3,700円が目安(いずれも税込)で、紙に書いて進める学習が中心のぶん、教科書に沿った学校の小テスト対策にもつながります。
学校の勉強にプラスして、まずは紙で家庭学習の習慣をつけたいというご家庭なら、最初に検討しやすい一冊です。無料のおためし見本で実際の量や難しさを見てから、料金や今月のキャンペーンを公式サイトでチェックしてみてください。
親子で学べる!教科書に沿っていてテストで高得点を狙える!【月刊ポピー】個別指導も含めて総合的に学べる進研ゼミ小学講座
進研ゼミ小学講座は、1年生から紙教材の「チャレンジ」と、タブレット中心の「チャレンジタッチ」を選べる通信教育です。
答案を先生が見てくれる「赤ペン先生」の個別指導が含まれているため、丸付けだけでなく個別のアドバイスまで欲しいご家庭には心強い存在です。学年が上がると、教科書に合わせて進む従来型に加えて、学年を越えて自分のペースで進められる「ノングレード チャレンジ」も選べるようになります。
受講費は学年やキャンペーンによって変わり、2027年度からは価格改定も予定されているため、金額を固定して書くよりも、申し込み時に公式サイトで確認してもらうのが確実です。
キャラクターや映像を使った教材で、勉強そのものを楽しみながら続けたいご家庭にはぴったりで、資料請求をすると無料のお試し教材が届くので、実際の教材を見てから決めることもできます。
【進研ゼミ小学講座】学年ごとに内容が大きく変わるZ会小学生コース
Z会の小学生コースは、学年によって性格がかなり変わってくる通信教育です。
1・2年生のスタンダードは、紙の国語・算数にデジタルの英語・プログラミングを組み合わせた内容で、ハイレベルを選ぶと「経験学習」や「みらい思考力ワーク」も加えられます。1年生のスタンダードは12か月一括払いで月3,672円、2年生のスタンダードは現在6か月一括払いで月4,104円が目安です。
これが3年生になると内容が一気に変わり、国語・算数・理科・社会の4教科、または英語を加えた5教科のセットへと広がります。スタンダードの5教科は6か月一括払いで月5,566円が目安で、国語・算数には毎月の添削も付くため、単に難しいというより、じっくり考える力もあわせて伸ばせる教材です。
国語・算数を深く考えながら学ばせたいご家庭に向いており、資料請求をすればおためし教材で雰囲気をつかめます。教科の組み合わせや料金の詳細は、公式サイトであわせて確認してみてください。
Z会 小学生向け講座タブレット・オンラインで一人でも進めやすい教材
自動採点や読み上げ機能があるスマイルゼミとデキタスなら、親御さんがつきっきりで丸付けをしなくても、お子さんが自分のペースで進めやすくなります。
自動読み上げと自動丸付けで一人学習がしやすいスマイルゼミ
スマイルゼミは、専用タブレットで学ぶ通信教育です。
1年生から教科書準拠の内容で、自動読み上げと自動丸付けの機能があるため、まだ一人で問題文を読み切るのが難しい時期でも、お子さんだけで学習を進めやすくなっています。1・2年生は国語・算数・英語が中心で、3年生からは理科・社会が加わり、小数や分数といった内容もタブレット上で図を動かしながら理解できる仕組みになっていきます。
標準クラスの年間一括払いは1年生3,630円からが目安(税込)で、親御さんの丸付けや声かけがまだ欠かせない時期でも、少しずつ一人で取り組む時間を増やしていきたいご家庭に向いています。
約2週間の無料体験があり、期間内に退会すれば会費とタブレット代が全額返金される保証も付いているので、実際の教材の画面は公式サイトの体験会や動画で一度見てみるとよいでしょう。
◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ 【小学生向け通信教育】が誕生!専用端末なしで学年を問わず使えるデキタス
デキタスは、パソコンやお手持ちのタブレットから利用できるオンライン学習教材で、専用の機器を新たに用意する必要がありません。教科書に対応した短い映像授業と問題演習という、シンプルな組み立てになっているのが特徴です。
小学生コースは1年生から6年生まで学年を問わず月3,960円(初回登録料990円)で、国語・算数・英語・理科・生活に加えて、英検対策にも取り組めます。
スマイルゼミのように専用タブレットを買う前に、まず手持ちの端末で試してみたいご家庭や、教材をあれこれ増やさずシンプルに続けたいご家庭にちょうどよく、無料体験もあるので、まずは実際の画面や問題をコースの内容とあわせて公式サイトで見てみてください。
デキた♪がどんどん増えていく!小中学生向け通信教育デキタス誕生♪算数や思考力を伸ばす教材
主要教科は学校教材や無料プリントでまかない、算数や考える力そのものを重点的に伸ばしたいなら、RISU算数とLOGIQ LABOの2つが向いています。どちらも学年に区切られない無学年制ですが、目指すところははっきり分かれています。
つまずきの解消にも先取りにも対応するRISU算数
RISU算数は、算数に特化したタブレット教材です。
学年に沿って教材が届くのではなく、最初の実力テストとその後の学習状況に応じて問題が出題されるため、繰り上がり・繰り下がりのある計算や九九につながる数の感覚、時計の読み方など、低学年でつまずきやすいポイントも、できていない単元まで戻って自分のペースで固め直せます。理解が早いお子さんなら、学年を気にせずどんどん先へ進むことも可能です。
基本料金は年35,376円(税込、月換算2,948円)で、これに学習の進み具合に応じて月0〜8,778円の利用料が加わるため、基本料金だけでなく利用料も含めて確認しておく必要があります。
1週間のタブレット体験がありますが、継続しない場合は体験料1,980円がかかります。算数のつまずきを早めに解消しておきたいご家庭にも、得意な内容をどんどん先取りしたいご家庭にも向いているので、利用料の仕組みは公式サイトのシミュレーションで確かめてみてください。
どんどん算数が好きになるタブレット教材【RISU算数】低学年向けが大きく拡充されたLOGIQ LABO
LOGIQ LABO(ロジックラボ)は、ソニー・グローバルエデュケーションが提供する学習アプリです。
2026年3月には年長から小学1年生向けの教材が拡充され、国語・算数・生活の基礎までカバーする内容が加わりました。学校の算数を予習復習する教材ではなく、考えること自体が楽しいと感じられる問題を通して、思考力そのものを育てることを目的としています。
小学1・2・3年生向けの問題も用意されており、計算だけでなく情報を読み取る力や論理的に考える力、空間認識力など幅広いテーマを扱います。AIがお子さんの理解度に合わせて難易度を調整する仕組みで、学年を越えて出題される点はRISU算数と同じ無学年式ですが、学校の算数を進めるRISUに対して、こちらは考える力そのものを伸ばす教材という違いがあります。
料金は年払いなら月あたり3,480円、月払いなら3,980円(いずれも税込)で、入会金はかかりません。1週間は完全に無料で試せ、期間中に解約すれば費用はかからないので、最新の機能や体験の申し込みは公式サイトで見てみてください。
【LOGIQ LABO (ロジックラボ)】学習の目的に合わせた教材選び
学校の勉強と家庭学習の習慣を身につけたいなら、紙教材中心の小学ポピー、個別指導も含めて総合的に学びたいなら進研ゼミ、国語・算数をじっくり考えて学びたいならZ会が向いています。タブレットで一人でも進めやすくしたい場合は、自動採点と読み上げのスマイルゼミや、専用端末なしで手軽に始められるデキタスが選択肢になります。
主要教科は学校教材や無料プリントで補い、算数のつまずき解消や先取りを重視するならRISU算数、考える力そのものを育てたいなら、2026年に低学年向けが拡充されたLOGIQ LABOを組み合わせる方法もあります。お子さんの今の様子と、家庭学習で補いたい内容を見ながら、教材を選んでいくとよいでしょう。