あまりのわるわり算の文章題です。
「あまりをそのまま答える問題」と「あまりの切り上げ,切り捨てを考える問題」が出てきます。
問題を解く時に、どういう状況か注意して考える練習になります。
すぐに分からない場合は、絵を書いて考えてみてください。
問題の考え方
あまりをそのまま答える問題
例題:あめが40個あります。7人で同じ数ずつ分けると、1人分は何個で何個あまりますか。
解き方:
- 式:40 ÷ 7 = 5 あまり 5
- 答え:1人分は5個で、5個あまります。
あまりをそのまま答えとして使用します。
あまりを切り上げる問題
例題:58ページの本があります。1日6ページずつ読むと、読み終わるのに何日間かかりますか。
解き方:
- 式:58 ÷ 6 = 9 あまり 4
- あまりがあるため、1日多く必要になります。
- 答え:10日間かかります。
あまりがある場合、1単位(ここでは1日)増やして答えます。
あまりを切り捨てる問題
例題:40個のあめがあります。6個ずつ袋に入れると、何袋できますか。
解き方:
- 式:40 ÷ 6 = 6 あまり 4
- あまりは新しい袋を作れないので無視します。
- 答え:6袋できます。
あまりが新しい単位(ここでは袋)を作れない場合、切り捨てます。
保護者の方への注意点
- 問題文の読解力: お子さんに問題文をよく読ませ、何を求めているか確認する習慣をつけさせましょう。
- 状況の理解: 問題の状況に応じて、あまりの扱い方が変わることを理解させましょう。
- 図や絵の活用: 難しい問題は、図や絵を描いて考えるよう促しましょう。
- 答えの確認: 計算後、答えが問題の状況に合っているか確認する習慣をつけさせましょう。
- 日常生活との結びつけ: 買い物や物の分配など、日常生活でのあまりのある分け方を意識させましょう。
お子さんの理解度に合わせ、ゆっくりと段階的に難しい問題に挑戦させていくことが大切です。
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*問題は追加していきますのでしばらくお待ちください。
あまりのあるわり算 文章題1
基本から標準的な問題です。