低学年の算数勉強法
低学年の算数の勉強はしっかりした基礎力を身につけることが大切です。計算のやり方、文章題の読み方、図形の見方など、総合的な算数の学力を身につけるには家庭のサポートも大切になります。
次のようなことを工夫してみてください。
確実な計算力を身につける
計算がしっかり出来てないと学年が上がるにつれ算数が苦手になる原因になります。
まずはノートにしっかり数字を書いて、正確に出来るように練習することからはじめてください。
計算問題は量をこなせばいいというものではありません。1日5〜10問、5分くらいでいいので、時間内に全問正解出来るように、お子さんにチャレンジさせてみましょう。
ミスが多い場合は、字が雑になってないか、途中式を省略しすぎてないか、解いた後に見直しているかを確認しましょう。
正答率が悪い場合は、1年生でやるた繰り上がり、繰り下がりのたし算、ひき算、かけ算の九九から十分に出来てないことがあります。復習問題などで、定期的に計算全体を見直してみてください。
文章題は音読してみる
文章題はまず音読してみて、何を問われているのかをしっかり理解させてから解くような習慣をつけてください。
一見出来ているように見えても、問題を読まずに数字だけ見てたし算やひき算の式を書いて、出来たような気になっているケースがよくあります。音読することで、問題のイメージをつける訓練をすることが大切になります。
図形問題は手を動かす
図形問題に強くなるには、実際に定規やコンパスで図形を作って考える癖をつけることが大切です。
低学年の余裕があるうちは、手を動かす作業を面倒くさがらずにやらせるようにしましょう。
折り紙、積み木、パズルなど、市販の教材を使って、遊びながら図形の感覚を身につけることもおすすめします。
余裕があれば先取り学習をする
低学年のうちは比較的余裕があるので、家庭でどんどん予習をやっていっても構いません。
高学年になってくると、勉強以外でも忙しくなり、しっかり復習する余裕がなくなってくることもあるので、一度予習しておく癖をつけておいた方が、授業の理解も深まりやすくなります。
また中学受験を考えている場合は、計算は出来るだけ予習しておいた方がいいでしょう。
ただし、お子さんがやる気のないときや、不完全な単元は無理して進めないようにすることも大切です。
算数の勉強法
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