低学年の無料学習プリント

 

 


 

低学年の中学受験準備


 低学年のうちから中学受験の準備のために塾通いするお子さんも増えているようです。
 難関校を目指すには、かなりの勉強量が必要となるでしょうが、塾に通えばそれだけ費用の負担も大きくなりますし、5、6年生になって勉強が難しくなった時に伸び悩んでやる気をなくすことにも繋がりかねません。

 塾のカリキュラムは小学校4年生から中学受験向けに組まれていますが、中学受験を意識した自宅学習がしっかり出来ていれば5年生や6年生になってからでも十分中学受験の対応は可能です。
 出来れば小学校3、4年までは自宅で受験に耐えられるように自主学習出来る練習をして欲しいと思います。

1、2年生のうちは遊びの中に勉強を取り入れる

 1、2年生のうちから、問題演習ばかりやる勉強法はおすすめできません。この時期はお子さんの勉強に対する好奇心を増やして、実際に使える知識を増やすような工夫をしましょう。
 読書の量を増やす、パズルで問題を解いてみる、博物館に行ってみるなど、家庭での
工夫が必要です。大切なのはお子さんを勉強嫌いにしないことです。教材も楽しみなが
ら勉強出来るものを選ぶようにしてください。

 塾に通う場合は、お子さんが塾に慣れて遊びの中で勉強出来るような週1回くらいのコースを選ぶようにしましょう。この時期は習い事の延長の程度の学習でも大丈夫です。
 ただし、お子さんが行きたくないのであれば無理に行かせないようにしてください。お子さんが塾で勉強したいという気にならなければ、塾に通っても成果は上がりません。

3年からは中学受験向けの教材を使ってみる 

 3年生になったら、市販や通信講座などの中学受験生向けの教材を利用してみましょ
う。ただし学校の勉強がほぼ完璧に出来ていないようでしたら、学校の勉強がしっかり出来るようにすることの方が大切です。学校の勉強でもの足らないレベルになってから、中学受験の教材に手をつけるようにしてください。

 現在は大手進学塾や通信講座で通学受験向けのコースもあるので、通信講座で中学受験の適性を見極めることが出来ます。塾に入る前にこれらの教材で、しっかり準備しておくことも大切です。


★大手塾の中学受験向け通信講座

 ◆SAPIX ピグマ

 小学1年生から4年生までを対象。ピグマのキャラクターたちによる進行で楽しみながら勉強出来るよう工夫されている。

 ◆四谷大塚 リトルくらぶ

  1〜3年生用。予習シリーズの準備に最適。4〜6年生用の通信クラブもある。

 ◆日能研 知の翼

 1〜6年生まで対象。低学年は独自のプログラムが組まれており、好奇心を刺激し ながら学習することが可能。

 またこの時期から、少しずつ自分で計画を立てて課題をやってみるような練習をしてください。
 教材を使って自宅で勉強を進められるようであれば、塾に入るのを急ぐ必要はありません。

 また、上の学年の教材を先取りしてやらせたがる親御さんも多いようですが、受験向けの教材は、その学年の一番上のレベルに対応出来るように考えて作られています。そのため先に進んでもあまり意味がありません。先に進む余裕があるのなら、今の学年のレベルの教材を100%出来るように繰り返しやるようにして下さい。

中学受験の準備の市販の教材例 


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